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「ビジネス法務」2006年4月号レビュー

 今月から新コーナーとして、法律関係の雑誌、論文、書籍などの紹介も少しずつやっていきたい。

 今回は、いつも購読している中央経済社「ビジネス法務」2006年4月号を取り上げたい。



 「ビジネス法務」は、毎年この時期に施行される法律の実務対応特集を組んでいる。今年は、公益通報者保護法や労働審判法などを紹介している。いずれも制定時に物議をかもしたが、この雑誌ではあくまで制定後に実務面での対応ポイントをまとめたものとなっている。

 その他、最新判例として企業年金の受給減額訴訟の解説や、いわゆるまちづくり三法関連のコラムもある。

 商法・会社法関連では、ライブドア事件の検証記事が掲載された。通常の法律専門誌では、一審判決後数ヶ月経ってからやっと、解説論文が載ることが多いが、この雑誌ではなるべくリアルタイムな事件検証を目指しているようで、スピーディな情報提供が多い。
 ライブドア事件関連の記事については、後日、改めて内容をご案内したい。

 正直、初学者には大変読みにくい内容で、法務関係者が読むにしても自分の業界関連以外の記事は多く読み飛ばされているだろうと思われる。

 初学者の方には、毎号最後のコーナーとなっている「Q&A」や「法務の花道」、「ビジネス法務検定演習問題」がおすすめである。かつて、1級試験のかなりの部分がこのコーナーから出題されていたが、残念ながら傾向が変わってしまったようである。

 基本は図書館で読む雑誌だと思って良いが、実務関係者にとっては、毎週「ダイヤモンド」や「プレジデント」を買うより、内容的にはペイできるし割安だと思うが。。。
by foresight1974 | 2006-03-06 23:22 | ビジネス法務

真理を決定するものは、真理それ自体であり、それは歴史を通して、すなわち人類の長い経験を通して証明せられる。(藤林益三)


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