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閣僚に就任してから3日。
もはや、ぶったまげたとか、腰が抜けたとか、唖然としたというか、足して3乗したような気分だ。

最初に思った感想は、その発言の当否を別として、
「この人は閣僚を続ける気があるのか!?」
ということだった。

日教組の子は成績が悪くても先生になれる。。。
日本は単一民族。。。
成田空港反対派はごね得。。。
そして、日教組をぶっ壊す。。。

突っ込み所は満載だが、それ以前に今の時期と状況を考えて、このような発言が政略的に正しいかどうかの判断すらつかなかったのだろうか?
という疑問がどうしても拭えない。
麻生としては後ろから盟友に銃弾を撃ち込まれた気分であろう。
選挙に勝ちさえすれば、もっと自由に発言できたはずなのだが。。。

発言は勇ましい一方、日教組担当者との面会は「多忙」を理由に拒否する卑怯さ。
(成田問題に関する発言では千葉県知事と面会のうえで謝罪している。)
中山の「態度」は自己の「信念」をしっかり裏切っている。

このような小人についていろいろと論評を考えるのすら時間の無駄であるが、それにしても、自民党の政治家はここまで劣化したのか。
世襲やコネで口に戸が立たなくても、周りからチヤホヤされるということが、何と人を堕落させることだろうか。

そんなくだらないことを、この小人から学んだ気がした。
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by foresight1974 | 2008-09-28 00:12 | サイレント政治・社会評論
安倍は「闘っている」という言葉に酔っているものの、実際には闘っていないのである。
(キ文康隆「経済報道解読ノート72・国民を味方にできなかった安倍の躓き」Foresight2007年9月号・新潮社)
※「キ」は、漢字「七」を漢字「森」状に配した字


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by foresight1974 | 2007-09-14 01:13 | サイレント政治・社会評論
 9月に召集されると予想される臨時国会の最大の論争点が、テロ対策特措法の延長問題であることは疑いないであろう。

 2002年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロに対して、日本が、アメリカの対テロ軍事行動を支援するための法律である。実際には、米国のアフガニスタン報復攻撃の後方支援に当たっている。
 11月1日に期限が切れる予定だが、過去4回延長がされている。政府・与党は延長を主張しているが、過去4回反対してきた野党は、参議院で否決する構えを見せている。

 この法律の延長の妥当性については機会を改めて述べることにして、今回は、テロ特措法延長問題を考える意義について記しておきたい。

 この問題が持ち上がったとき、頭に浮かんだ論文がある。慶應義塾大学助教授・小熊英二「対話の回路」の中に収録されている論文「戦後日本のナショナリズム・スパイラル」だ。

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by foresight1974 | 2007-08-18 21:59 | 9条問題
 昨日、久しぶりにヤフーチャットに参加し、懐かしい常連の皆さんとチャットしながら、NHK「日本の、これから」を見てました。
 この番組、第1回放送はあまりのグダグダぶりに、長くシリーズ化されることはあるまいと踏んでいたのですが。三宅さん、仕切りがかなり手馴れてきましたね。テーマによっては非常に見応えのあるものになっていて、最近の放送は必ずチェックしています。

 昨日は、市民参加型討論番組の最大のタブー・憲法9条についに切り込みました。
 そして、結果は第1回に逆戻りしたような散々なものに。。。

 番組を見ながら、チャットの常連たちと語らいました。

「いやー、改憲派はとんだDQNばっかりだな。」
「つーか、夢を見てばっかりじゃね?」
「しょーがないよ、みんな夢があるんだもの。。。」
「確かにねぇ。。。」

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by foresight1974 | 2007-08-16 22:37 | サイレント政治・社会評論
ラーダービノード・パール
 A級戦犯を裁いた東京裁判(極東国際軍事裁判)において、被告人全員の無罪を主張したインド人判事。
 9人の判事が構成した多数意見に対し、個別意見(一般にはパール判決書と呼ばれる)において、東京裁判が依拠した「平和に対する罪」「人道に対する罪」が事後法であるとしたうえで、訴因とされた被告人全員の共同謀議が成立しないと主張した。
 しかし、彼がなぜこのような結論に至ったのか、正確に分析された書物はほとんど存在しなかった。1400頁に及ぶ個別意見書は難解であり、そのロジックがほとんど紹介されなかったうえ、後年、パールを偶像崇拝する保守派によって、主張が捻じ曲げられたからだ。

 ヒンドゥー・ナショナリズム研究で期待されている若手研究者、北海道大学准教授・中島岳史が著した「パール判事・東京裁判批判と絶対平和主義」(白水社)は、非暴力主義・絶対平和主義者(ガンジー主義者)であり、世界連邦建設運動の中心的人物でもあったパールの生涯を正確に追い、田中正明、小林よしのりらの右派によるご都合主義的「日本無罪論」=パール論の主張の欺瞞性を暴いた好著である。

 本作品は、パールと下中彌三郎を記念した建てられた、パール下中記念館の衝撃的な記述から始まる。

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 掃除やメンテナンスがなされた形跡は全くなく、ショーケースや手すりは、すっかり埃をかぶっている。証明は壊れ、床には落ち葉がたまっている。全体的にかび臭く、隙間風は冷たい。
 見学する人はほとんどいないのであろう。展示品は手入れされず、ひどく痛んでいる。写真にはカビが生え、展示プレートは剥がれ落ちている。
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 これが、靖国神社に顕彰碑まで建てられている人物が、政治的に利用されつくした末路である。

 パールの生涯は、非カーストで貧しい生い立ちからの立身出世となるまで。そして、法学者としての地位が確立し、東京裁判を経て、妥協なきガンジー主義者として、その理想を説いて回る後半で構成されている。

 作品の最大の山場である、パール個別意見に関する記述には驚かされる。著者の過去の作品は、主に文化的・社会学的な研究が多く、法学的研究がほとんどみられないが、法律用語も正確に用いられており、パールのロジックが要領よく、しかも完璧に再現されている。

 作品のテーマがパールの生涯自体に当てられているため、残念なことに、この個別意見がなぜ、保守派の賞賛に浴することになったのか、その経緯は今ひとつ明らかではない。
 リベラル派の研究者の多くが指摘している通り、パールは被告人全員を無罪とする一方、日本の戦争責任には容赦のない批判を浴びせている。南京大虐殺については「証拠は圧倒的に存在する」とし、その他の残虐行為を20以上指摘したうえで、「鬼畜の性格を持っている」と断じた。そのうえで通例の戦争犯罪の実行行為者に対する処罰は「正当である」とすら述べているのである。パールが東京裁判で問題にしたのは、あくまで行為当時、戦争指導者を法的に処罰することが可能かどうかであり、その点で被告人全員の無罪を主張していたに過ぎない。「日本無罪論」では断じてないのである。
 だが、松井石根、板垣征四郎、東条英機らの不興を買いそうな表現が多々見られるにも関わらず、彼らは狂喜し、時世の歌によみ、刑場の露と消えたのである。

 パールはその後、3度来日し、その度に自己のガンジー主義を強く訴えている。再軍備に反対し、平和憲法を擁護し、アメリカからの真の独立を、それこそ何度も説いて回ったのである。
 だが、非暴力主義を捨てた母国と同じく、冷戦の激化とともに日本は再軍備。そして対米従属路線を深め、パールは裏切られていく。世界連邦建設メンバーであった田中は、「日本無罪論」の中で、パールが戦時中日本を批判した部分のほとんどを削除した。政治姿勢に共感し、「首相になればいい」とまで言った岸信介は、安保改定を推し進めていく。
 
 パール晩年の主要な演説である「無言の演説」。病をおして、500人以上の聴衆の前で無言で合掌し続けた姿勢は大きな感動を呼び、後年保守派が偶像崇拝するうえでのエピソードの一つとなった。
 だが、その後の取材に応えたパールは悲観的だ。「国の最高方針決定者たちは、国家民族の運命を、あいも変わらず残酷にもてあそんでいるのです」「広島と長崎の原爆投下は、ただ不吉な破壊の日を迎え入れたに過ぎないかに見えます」―。
 ガンジー主義者としての妥協なき生涯の終わり。「長いものに巻かれていく日本」に対する諦観があったというのは、言いすぎだろうか。

 田中正明はパールの死後も、東条英機を悲劇の主人公として描かれ、自らも企画に参加した映画「プライド」の制作において、パール判決書を都合よく利用している。
 だが、これに激怒した息子のプロサント・パールは抗議の記事を地元紙に掲載。インド社会に大きなショックを与えた。

 このパールの子孫たちに、今度、参議院選挙で大敗したショック覚めやらぬ総理大臣・安倍晋三が面会するという。祖父の岸信介が首相であったとき、勲章をパールに授与した縁があってのことであろう。「美しい国」の総理大臣と、ガンジー主義者の子孫たちのやりとりは見物である。

※パールの名前は、中島の著作にならって表記した。
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by foresight1974 | 2007-08-15 23:34 | 書評・鑑賞
 3、リベラリズム

 さて、もう一つ、今回の参院選の特徴を指摘しておきたい。
 それは、医師会や建設、農水土木などの組織候補が軒並み苦戦したという現象である。かつては100万票近くを集め、自民党が選挙で常勝するための強固な支持基盤であった組織が崩壊の危機に瀕している。
 他方、民主党の労組系候補は堅調な戦いぶりであり、いわゆる従来の組織系候補の没落といった分析には距離をおいておく必要がある。

 そして、(前編)でも触れたように、今回の選挙において有権者が最も重視したのは年金問題である。本来、こうして選挙の争点が単純化されることは民主主義社会にとって好ましいことではないが、前回の衆院選が構造改革路線の象徴的課題であった郵政民営化が争点であったように、今回の参院選の年金問題は、富の分配に関する重要問題であり、いずれも国政の重要問題であったことはことわっておかなければならない。

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by foresight1974 | 2007-08-12 11:52 | サイレント政治・社会評論
 参院選の分析が各報道機関によってなされているが、おおむね「民主に期待して入れたわけではないが、自民党にお灸をすえた」という趣旨で一致しているようだ。
 その分析の是非は後回しにするとして、今回は、「お灸をすえる」ことすら期待されなかった、社民党、共産党の「護憲ニ政党」の退潮に触れておきたい。

 国政選挙において「憲法問題」を重視して投票する方は、改憲への批判の受け皿として社民党や共産党への投票を検討されるであろう。
 だが、残念ながら今回も両党は議席を減らし、いよいよ退潮が決定的となってきた。

 その原因は何だろうか?
 憲法改正問題への国民の無関心だろうか?確かに各種世論調査において、有権者が重視する政策課題で「憲法問題」は下位にランキングされることが多い。そのため、護憲を旗印にしている両党が、与党批判の受け皿になりにくかったという面は否定できない。
 だが、原因はそれだけだろうか?
 かなりの推論を重ねる話になるが、真の原因はこの両党の「内部」にあると思えてならない。しかも、病理は深刻なのではないだろうか。

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by foresight1974 | 2007-08-09 01:01 | サイレント政治・社会評論
別に彼が辞めるべきかどーかなんでどーでもいいです。
問題なのは、こんな状態の安倍政権で「農相やりたーい♪」って、手を挙げる人がいるのか!?というギモン。

赤城の後任に要注目ですね!
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by foresight1974 | 2007-08-01 21:10 | サイレント政治・社会評論
b0037054_071340.jpg※8/1 一部加筆修正しました。

 驕りという言葉を辞書で引くと、「いい気になること。思い上がり。」という意味が出てくる。
 この言葉をストレートに当てはまりそうな人物は、まずは亀井静香のような典型的なフィクサータイプ、利権型政治家であり、安倍晋三のように、一見クリーンなタイプを思い浮かべる方は、そうは多くないのではないかと想像する。
 だが、今回の選挙で安倍晋三が敗北した理由は、まさにこの「驕り」によるものだ。
 根拠は何日もテレビに流れた、あのCMにある。

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by foresight1974 | 2007-07-31 00:41 | サイレント政治・社会評論
突然ですが、以下の2つのコミュニティを開設しました。

「戦 争 反 対」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2452654

「癒しのナショナリズム」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2452685

気が向いたらご参加ください。
よろしくお願いしまーす。
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by foresight1974 | 2007-07-28 22:12 | ブロガーたちの人生

Let's think about day-to-day topics.


by foresight1974