タグ:参院選 ( 3 ) タグの人気記事

 3、リベラリズム

 さて、もう一つ、今回の参院選の特徴を指摘しておきたい。
 それは、医師会や建設、農水土木などの組織候補が軒並み苦戦したという現象である。かつては100万票近くを集め、自民党が選挙で常勝するための強固な支持基盤であった組織が崩壊の危機に瀕している。
 他方、民主党の労組系候補は堅調な戦いぶりであり、いわゆる従来の組織系候補の没落といった分析には距離をおいておく必要がある。

 そして、(前編)でも触れたように、今回の選挙において有権者が最も重視したのは年金問題である。本来、こうして選挙の争点が単純化されることは民主主義社会にとって好ましいことではないが、前回の衆院選が構造改革路線の象徴的課題であった郵政民営化が争点であったように、今回の参院選の年金問題は、富の分配に関する重要問題であり、いずれも国政の重要問題であったことはことわっておかなければならない。

More
[PR]
by foresight1974 | 2007-08-12 11:52 | サイレント政治・社会評論
 今回の記事では、mixiコミュニティ「民主社会主義/社民主義の現代」での議論も踏まえて、二つのキーワードから参院選の総括を行いたい。

1、 保守の再構築

 参院選の後も、安倍晋三は「惨敗の責任は私にある」としつつ、「基本路線については多くの国民のみなさまに理解していただいている」と強弁している。「基本路線」とは憲法改正に象徴される「戦後保守主義の再構築」「戦後レジームからの脱却」「美しい国」といった陳腐な理念を指す。
 しかし、この強弁は次の二つの点から簡単に否定できる。

More
[PR]
by foresight1974 | 2007-08-11 12:17 | サイレント政治・社会評論
 一連の参院選報道の中で、最も気に入らないことについて書き記しておきたい。
 参院選は、政権選択選挙ではないという、一部保守系メディアの主張だ。
 中には、読売新聞のように偉そうに「改憲案」なるものを発表している分際で、そのような不勉強な見解を主張しているところもある。
 この際、一学究としてきちんと指摘しておきたい。
 真っ赤なウソである。

More
[PR]
by foresight1974 | 2007-08-02 00:18 | 憲法哲学

Let's think about day-to-day topics.


by foresight1974