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 今回は、TOB規制の問題点を取り上げたい。
 ライブドア・フジテレビ問題において、主要な争点となった一つが、ライブドアがTOB規制に違反しているのかどうかという点である。
 問題となる条文を以下に記しておこう。

※証券取引法(平成17年改正後のもの)
第27条の2 その株券、新株予約権付社債券その他の有価証券で政令で定めるもの(以下この章及び第27条の30の11(第4項を除く。)において「株券等」という。)について有価証券報告書を提出しなければならない発行者の株券等につき、当該発行者以外の者による取引所有価証券市場における有価証券の売買等(競売買の方法以外の方法による有価証券の売買等として内閣総理大臣が定めるもの(第4号において「特定売買等」という。)を除く。第1号において同じ。)による買付け等(株券等の買付けその他の有償の譲受けをいい、これに類するものとして政令で定めるものを含む。以下この節において同じ。)以外の買付け等は、公開買付けによらなければならない。ただし、次に掲げる株券等の買付け等については、この限りでない。
(1号~4号は編集で省略しました)
5.著しく少数の者から株券等の買付け等を行うものとして政令で定める場合における株券等の買付け等(当該株券等の買付け等を行う者及びその特別関係者の株券等所有割合の合計が3分の1を超えない場合に限る。)


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by foresight1974 | 2005-10-29 20:56 | 企業統治の公共精神
 近頃の景気回復?のおかげで「リベンジ転職」なるものが流行っているそうです。
 要するに、就職活動のときに思い通りの会社や仕事に就けなかった人が早期に退職して、今の流れの中で「自分らしいキャリア」なるものを見つけていこうというわけです。
 まやかしですね。

 なぜなら、そうした「リベンジ転職」なるものを煽っている会社が、かつて僕らが転職活動をしてきたときにどういう「仕事」をしてきたか知っているからです。

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by foresight1974 | 2005-10-25 21:53 | 働く人々の「幸せ」を考える
 実は毎年買い換えているわけではない。
 僕は個人的に六法を二種類持っている。一冊は条文のみが掲載されているコンパクトなもの。もう一つはもう少し分厚いが、判例がついているものだ。前者は2年に1度くらい。後者は5年に1度くらい買い換えている。基本6法が改正にかからなければ買い換える必要はないので、頻度はこんなものだ。
 去年から今年にかけて、民法が口語化されたり、商法から独立して会社法が制定されたりしたので、それに合わせて2年ぶりに六法を買い換えた。

 

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by foresight1974 | 2005-10-23 22:04 | ブロガーたちの人生
 別に無理に取り上げるほどのことでもないのだが、分かりやすい素材として今回はドリームインキュベータ社長・堀鉱一の発言を検証しておきたい。

 2月20日テレビ朝日「サンデープロジェクト」に出演した堀は、他の出演者より抜け出て、登場した堀江を激しく攻撃した。しかし、口調の激しさのわりには中身がすっからかんで共感できるポイントがほとんど見当たらない。
 中でも、次の趣旨の発言にはずっこけた。「(堀江のやり方は)アングロ・サクソン的で欧米的な弱肉強食のやり方」(記録を保存していないので、再現は正確ではないことをお断りしておく)
 聞いたとき、思わず耳を疑ったとはこのことだと思った。ボストンコンサルティング時代に年収2億円だった男の発言とはとても思えなかったからだ。筆者は堀のアングロ・サクソン云々のあり方に焦点を合わせていない。欧米の資本制度、または法律制度をしっかり学んだ者ならば、ライブドアの手法も、フジテレビの手法も「欧米ではありえないやり方」だということにすぐ気が付かなければならないからだ。

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by foresight1974 | 2005-10-23 00:29 | 企業統治の公共精神
 来週、ヘッドハンターと生まれて初めて接触する人間が言うのも何だが、この業界をどうも好きになれない。

 身近な業界であるだけに、虚業っぽい匂いを嗅いでしまうのである。

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by foresight1974 | 2005-10-22 06:14 | ビジネス法務
これで5回目。正直、この議論に付き合うのもうんざりしている。

テレビの評論家たちもメシのタネが降って来たといわんばかりに、口角泡を飛ばしている。今日の参拝の政治的「意味」については、テレビの評論家に任せておくとして、簡単なコメントにとどめておきたい。

当ブログではこれまでも、小泉首相の靖国参拝を繰り返し批判してきたが、本殿へ行くか行かないか、ポケットから賽銭を出したか出さないかを問題にしていない。
先月の大阪高裁判決でも示されたとおり、問題は参拝が国民に与えるメッセージ性である。そうした点では、今回の参拝も過去4回の参拝と本質的な違いはない。
明白な違憲行為である。

結局、小泉純一郎の「意地」というものに、良くも悪くも最後まで付き合わされることになりそうである。

この問題だけで衆議院を解散して、もう一度国民の声とやらを聞いていただきたいものである。
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by foresight1974 | 2005-10-17 22:27 | 憲法哲学
 今回は、産経新聞の報道責任について取り上げたい。
 ライブドア・フジテレビ問題において、常にライブドア側をセンセーショナルに誹謗・攻撃してきたのは、フジテレビでもニッポン放送でもない。その「子分筋」にあたる産経新聞や夕刊フジだった。(その他、週刊新潮も薄気味悪くなるほどフジテレビ側の肩を持っている報道が突出していたが、それについて今回は割愛する)

 フジテレビのグループ会社として、そうした姿勢は止むを得ざる部分もあっただろう。変に中立ぶって、それがまた憶測を呼びかねない難しい立場でもあった。

 しかし、ある時点から明らかに暴走をはじめ、そして後に「公正なメディア」たる地位まで放棄する愚行をしでかしたの事実は動かない。常日頃、口を酸っぱくして朝日新聞などに「報道の公平性」なるものを説いている世話焼きぶりは一体どこに行ったのだろうか。

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by foresight1974 | 2005-10-16 18:19 | 企業統治の公共精神
 まず、ぶしつけなTBをふっておきながら、お返事を長期間失念したことをお詫びしたい。
 「靖国神社を巡る「同床異夢」」について「溶解する日本」の筆者氏より丁寧なお返事をいただいたのでご紹介したい。

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by foresight1974 | 2005-10-16 17:26 | サイレント政治・社会評論
反日プロ市民へのTBありがとうございます。 苦笑 大阪高裁の違憲判決が「インクの紙魚」なら、自身が展開される首相参拝は憲法上の責務なる主張もまた「インクの紙魚」という比喩がそのまま妥当してしまいますが、ご都合主義的にそこはスルーするとは何たる論理破綻。せっかく長々と書いたのにもったいないですね。 笑
(「松尾光太郎 de 海馬之玄関BLOG」で削除された、2005年10月13日のforesight1974のコメントより)


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by foresight1974 | 2005-10-16 14:28 | 憲法哲学
 埼玉県所沢市のアパートで今年1月、当時3歳の長女を餓死させたとして、殺人罪に問われた母親の判決公判が12日、さいたま地裁であり、中谷雄二郎裁判長は「子供が母親から受けた仕打ちはあまりに残酷で冷酷非道」として懲役12年(求刑・同15年)の実刑判決を言い渡した。(毎日新聞2005年10月12日電子版)

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by foresight1974 | 2005-10-12 23:27 | 正義の手続を考える

Let's think about day-to-day topics.


by foresight1974