「つけたし判決」の言いだしっぺ、再任を拒否される

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「再任拒否、撤回要求する」 横浜地裁井上判事(朝日新聞電子版12月26日)

判決文の短さなどが問題になり、最高裁の下級裁判所裁判官指名諮問委員会が再任について「不適当」と答申した、横浜地裁の井上薫判事(51)が21日、東京都内で記者会見した。井上判事は「最高裁に対し、再任拒否を撤回するようあくまで要求する」と述べた。
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http://www.asahi.com/national/UPDATE/1221/TKY200512210568.html

F:
昨年、福岡地方裁判所が小泉首相の靖国神社参拝について違憲判断を示したとき、週刊新潮に現役裁判官が批判の論稿(とも呼べないシロモノであったが)を寄せて話題になったことがある。

この人物が当人であるのだが、その後、東京高裁の良いポジションまで上り詰めていたにも関わらず、いつの間にやら横浜地裁のヒラ判事に降格?されていたようだ。
そして、みんな心の中で「いつかはこうなる」と思っていたことが現実となってしまったのだ。




つくづくバカな判事だと思う。
実務家の中で、傍論の法律判断を無用だと思っている人間は一人もいない(靖国=戦争神殿問題に首を突っ込むのが好きな方は除く)。
産経新聞もライブドア・ニッポン放送事件で東京高裁に傍論でさんざん叩かれたからいい加減懲りたのであろう。靖国=戦争神殿問題以外でも毎日毎日山と出ている、裁判所の傍論の法律判断にいっさい口をつぐんでいる。
結局、実務に必要な判断を省略して現場を混乱させ、挙句に減点評価のうえの再任拒否に逆ギレしている、というのが真相なのである。

また、この方には伝説的前科がある。
神戸地裁に赴任していた当時、破産事件の免責申立をことごとく却下し、現場を大混乱させたというものである。
破産事件の免責とは、債務者破産の最終段階で、清算後に残された債務を全てカットする重要な手続である。それをこの方は、「破産したのはその人間が悪いからだ」という凄まじい理由で大量の却下を出したのである。
結局、抗告してこの方の法的判断は悉く覆され、実務的には事なきを得たわけであるが、以来、実務の世界ではちょっとした変わり者(より穏やかに正直に申し上げるならば、「付き合いたくない裁判官」)として通っていた。

福岡地裁での首相参拝違憲判決後、週刊新潮がこの判事の論文をあたかも「客観的批評」のように載せたとき、私は新潮社はいずれ後悔することになるだろうと思っていた。
まあ、新潮が批判する「大マスコミ朝日」様にならって、どうせ訂正記事も書かないのであろうが。。。

そういえば、確かこの方は、新潮社から「司法のしゃべりすぎ」という著作がある。この方こそ裁判所の外で余計なことを喋りすぎたようである。
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by foresight1974 | 2005-12-27 02:07 | 「静かな司法」の克服を目指して

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