ブッシュはアルジャジーラを攻撃したのか

 ネット上で毀誉褒貶されているマスメディアにも、まだ良質なジャーナリズムが残っている部分があると私は思っている。
 例えば、「NNNドキュメント」は各局の持ち回りで制作されているようだが、ビジネスベースにとても乗るとは思えないような、「社会の影」に光を当てたドキュメント番組を愚直に作り続けていて、個人的に好みの番組の一つである。

 今日、「米、アルジャジーラ爆撃を画策?=英首相の説得で回避-大衆紙」のニュースに接したとき、思い出したのは同番組のイラク戦争報道検証特集だった。
 NNNの報道関係者がスタジオに一同に会し、イラク戦争報道にまつわるジャーナリズムの問題点について真剣に議論を戦わせた番組の1コーナーに「メディアが攻撃された日」というテーマが設けられた。
 2003年4月8日、アルジャジーラ従軍記者が米軍の銃撃を受け死亡した事件は、事前にアメリカ軍に取材場所を通告していたにも関わらず起きた。そのことに対する怒りを率直に語ったアジアプレス記者のことを思い出した。

 今日のニュースがこの事件の真相を解く鍵になるものではない。
 だが、あの事件にもう一度光が当てられ、メディアの戦争報道について考える機会をもっと提供して欲しいと思っている。 
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by foresight1974 | 2005-11-25 22:30 | 表現の自由への長い道距

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