「安倍談話」はなぜ間違っているのか(1)


職場で全部読み、会見を見た。誰が誰の発言かは伏せておく。
「あーあ、やっちゃったねー。」
「やっちゃいましたねー。これじゃあ被害者は謝ったとは誰も思わないでしょう。」
「間接話法でうまくかわしたと鼻高々なのはネトウヨだけさ。今のうちだけだよ。(苦笑)」




「ですねえ。野党は必ずそこを突いてくる。」
「そうすれば、首相の脳みそはアレだから必ず答弁でボロが出る。紛糾する。審議中断。また安保法案の採決が先に伸びる。。。」
「下手に滑った発言で近隣諸国をまた刺激する可能性も十分ありますね。」
「9月に中国行けるかわかんねーな、これ。たぶん、事前に見せているだろうけれどな。」
「行けるのは行けるんじゃないですかね。でも、尖閣も東シナ海も何も進展せんでしょう。」
「中国経済自体、どうなるか分からないしな。。。(ぺらっと談話が印刷された紙を摘み上げる)しかし、なげーなこれは。。。(呆れ顔)」
「ひどく冗漫な文章ですね。」
「お前がこんな準備書面作ったら、口の中に突っ込んでやるけどな。(にやり)」
「。。。僕をあのバカと一緒にするんですか。。。(わざと憤懣面)」
「はは。でもまあ、良い反面教師だろ。いつも“簡潔にかけ””客観的に書け”って言っているだろ。それなのに。。。」
「この談話は、客観的に見えるが、主観的は意図がみえみえ。」
「そうだ。先の戦争を反省するのに、なぜ日露戦争を正当化しなくちゃならんのか?なぜ、先の戦争の遠因がブロック経済(笑)なんだかね?」
「満州事変を”やむを得ず”起こしたと言いたいのでしょうね。その前の張作霖爆殺や山東出兵、21か条要求はキレイに忘れている。」
「ご都合主義も大概だな。これが日本人の歴史館などと思われたら迷惑千万だ。有権者にはさっさと総理大臣のクビを挿げ替えてもらわないとな。」
「去年、そのチャンスがあったばっかりですよ。(ため息)所詮その程度なんでしょう。この国の民度。」
「お前は若いのに悲観的でいけねえな。人間なんてえのはどこの国でもさして変わらないんだよ。世界中、っつってもアジアはあまり行かなくて、タイで安倍みたいにお腹こわしちゃったけれど(笑)、どこでも一緒。都合の悪いことはみんな上手に忘れる。そうやって生きていかなくちゃいけない人もたくさんいる。」
「政治家はそうであってはならないはずです。」
「理想ははな。(鼻で息を抜く。)だが、その国の民度以上の政治家は選べないし、つまるところ、どんぐりの背比べだ。”立派な民主義国”だなんて、日本人の思い上がりにすぎん。」
「昨日、News23見ましたか?若者たち10人くらいで戦後70年談話を作ろうという企画。あれには希望が持てそうですよ。」
「おお、そんなことやっていたのか。面白いか。」
「ワリとガチですね。どうせNews23だからって思っちゃいましたが、予定調和な空気ないですよ。」
「最近の学生は真面目だなぁ。。。俺なんて4年生になっても麻雀と競馬ばっかりだったけどな。あと共立女子大近くでナンパ。」
「。。。ナンパはそのルックスからは想像できませんね。(笑)」
「(苦い顔)何度もクドクドと言って聞かせたのに、お前はその話を全く信用しないな。うちのカミさんに戦績の良さを一度自慢したことがあってさ、度肝を抜いたぞ。」
「いやいや、それは奥様が旦那さんに気を使っておどけただけです。(苦笑)」
「疑い深い後輩を持つと扱いが大変だ。。。」
「で、話を強引に戻しますが、今日、その談話を発表するらしいですよ。」
「ん?2回シリーズなのか。」
「ええ、昨日は、みんなの意見交換とか、戦争の体験談聞きに行ったりとか。」
「ふうむ。まあ、安倍の歴史的価値ゼロのくだらん文章よりはいくらでもマシだろう。(腕時計を見る)見るなら、そろそろ帰らねえと。常磐線もガラガラだから座って帰れそうだ。」
「先輩ンち、遠いっすもんねえ。休日ダイヤだから時間間違えないで下さいよ。」
「おお、良いこと言ったなお前。(笑)それじゃあな。」
「お疲れ様でーす。」


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by foresight1974 | 2015-08-15 11:19 | サイレント政治・社会評論

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