人権擁護法案に反対する「資格」(By foresight1974)

 最近、2ちゃんねるで「人権擁護法案反対スレッド」なるものがあちこちの板に乱立している。
 スレッドの乱立だけではなく、まとめサイトもいくつか作られているようで、それなりに反響もあるようである。(例えば「人権擁護法案BLOG(臨時)」: http://blog.newsch.net/home/zk1/ など)
 しかし、上記ブログの左上には「在日参政権絶対反対」の赤文字が見え、右上には「差別利権」なる文字が見える。もう、これだけでしらけてしまう。結論だけとはいえ、自分と意見を同じくする人間がこんな低劣な連中かと思うと、正直脱力してしまう。
 



 実は、2ちゃんねるで反対の論陣を張っているものの多くがウヨク的思想の持ち主のようである。その証拠に、法案そのものへの危惧感を表明するというより、その結果として彼らが親の仇のように憎む在日コリアン、あるいは部落関係者への影響を指摘することが多い。同法案の成立に野中広務、古賀誠といった政治家が意欲を見せていることが、彼らの主張に説得力らしきものを持たせているらしい。
  実にバカげた話である。余計なことをして議論をかきまわさずに黙っていてもらいたいものである。

 こういう言い方は不謹慎ではあるが、表現の自由という憲法上極めて重要で高尚な権利は、こんなウヨクどもには猫に小判、豚に真珠みたいなものであって、彼らがそれを擁護するような資格はない。自分らは、朝日新聞を悪魔のように罵る権利があるが、在日コリアンや部落関係者が自らの政治的意思を何らかの形で表明する手段は死力を尽くして妨害しようとする。つまりは単なるエゴイズムに基づくのであって、人権の普遍性に対するリスペクトなど何ら持ち合わせてはいないのだ。
 その証拠に、普段は人権擁護を主張する弁護士たちを「人権屋」などと揶揄して、「人権=エゴ」などという単細胞な幻想を世に振りまいている連中ばかりではないか。

 つまりは、在日コリアンや部落関係者に自分らの言論利権を侵されたくないからポーズで反対運動をしているのである。石原慎太郎が推進者だったら、賛成派として盲従していたであろう。結論だけとはいえ、意見を同じくしても、無能な味方というのはときに有能な敵より迷惑なものである。
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by foresight1974 | 2005-03-15 23:49 | 表現の自由への長い道距

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